【向学】宗派別葬儀作法
日本人の約9割が仏式での葬儀だそうである。
しかし、宗派というものがあり、当然作法が異なる。
4つの系統と7つの宗派
大まかに分けると次のような感じ。
天台宗
- 開祖:最澄
- 法華経を中心に「戒律」「密教」「禅」を融合 ⇒ 四宗融合
- 総本山:比叡山延暦寺
- 第一 全ての人は皆、仏の子供と宣言しました。(悉有仏性)
- 第二 悟りに至る方法を全ての人々に開放しました。
- 第三 まず、自分自身が仏であることに目覚めましょう。
- 第四 一隅を照らしましょう。(一隅を照らす運動)
真言宗
浄土宗
浄土真宗
- 開祖:親鸞
- 本山:本願寺派→西本願寺 真宗大谷派→東本願寺
- 寺院数や信者数が圧倒的に多い
- 大きく分けて「本願寺派」と「真宗大谷派」に分かれる
- 悪人正機説:煩悩が多く罪深い人(悪人)が阿弥陀仏にゆだねれば往生を約束
- 故人は死と共に極楽浄土に往生されるとするため、葬儀で故人の成仏を祈る必要はない
臨済宗
- 開祖:栄西
- 本山:14派
- 禅問答が特徴
- 座禅が修行の基本
- 自力の仏教
曹洞宗
日蓮宗